シリコンバレー自転車生活

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2008年 06月 29日

深夜の訪問者

深夜23時過ぎにアパートの玄関をノックされた。誰も来る予定は無い。
昼でもほとんど訪問者の無い我が家。ここはアメリカ。緊張。

ドアのテレスコープをのぞいても暗くて外の人影が見えない。
うちはインターフォンもない。

突然の深夜の訪問者にドアは開けられない。
家の中から「Who is this?」と叫ぶ。

「○○号室の者ですが、鍵をロックしちゃいまして、、、」。
あれ?!日本語だ。

意味が分からない。
我が家の隣人で日本人はいないはず。
それに、なんで我々が日本人だと知っているんだ?
全く意味が分からない!

とりあえずチェーン錠を掛けたままドアを少し開いて事情を聞く。
どうやら鍵を部屋に置いたまま洗濯に出てしまったらしく、アパートの管理会社に電話をしたいらしい。

なんとなく状況が把握できたので、ドアを開けた。
小柄な日本人女性が立っていた。
電話を貸してあげて、管理会社に連絡がついた。
到着まですこし時間がかかるだろう。
家に入ってもらってちょっとの間だけ話をした。

その人は我が家のすぐ隣の部屋の人だった。玄関が隣り合っていないから今まで顔を合わせたことが無かった。

我が家が日本人だということを知っていて駆け込んできたそうだが、なぜ日本人だと知っていたのか聞いてみると、先週まで母親二人が滞在していたときに日本語で話しているのが聞こえたらしい。あー、なるほど。ベランダでガーデニングしたり、窓を開けて食事とかもしてたからね。

いやー、それにしても隣に日本人が住んでいるとは思わなかった。
そしてなにより感じのいい人で良かった。
これで我が家がキーロックしても、近所に駆け込める家ができたわけだし。



ここベイエリアでは日本人が意外と多く住んでいる。
日本食レストラン、日本食スーパーがあるのはもちろん、銀行、歯医者、(最近行き初めた)カイロプラクティスなどもすべて日本語で用事が済んでしまう。
週刊のフリーペーパーなどもあり、日本語情報も充実している。

通勤でサイクリングロードを走っているときに、前を歩いている親子に「bicycle on your left(自転車が左を抜かします)」と声をかけたら、「自転車が来たからよけなさい」とお母さんが日本語で子供に言っていて拍子抜けしたこともあった。

アメリカに転職してくるときは自分は非常に大きなチャレンジをしているように思っていたが、実際に来てみるとアメリカで活躍している日本人は予想以上に多く、そのおかげで日本語だけでもある程度の生活ができてしまう。

8ヶ月前にサンフランシスコ空港にガチガチに緊張して降り立った自分を思い返すと、なんだか可笑しくもなる今日この頃。順調に生活を立ち上げられたのも周りの皆様のお陰です。
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by k_sobue | 2008-06-29 18:59 | 生活
2008年 06月 24日

スポーク交換

入社してもうすぐ8ヶ月。ようやく初めてのコードフリーズとなった。
先週まで仕事が追い込みモードだったけど、今日から少し時間ができて、上司も「早く帰って明日は遅く来な」と言ってくれる。追い込みといっても普段よりちょっと慌ただしい程度で、日本で納品日前に2連続徹夜してたのとは比べ物にならないくらいあっけない印象だった。アメリカに来てから、仕事と生活のバランスが非常に良くなって嬉しい。

そういう訳で、今日は会社の後に自転車屋に行き、スポークを1本購入。89セント。先々週にロードバイクのスポークが折れたまま放置していたのを直しました。

IMG_2639.JPG

ホイールの振れとりはニップルをまわしてスポークの張りを調整するだけなんだけど、年に1、2回しかやらないので手が覚えない。今日も数時間の格闘の後、誤差1ミリ以下の調整に成功。明日の通勤ライドが楽しみ。
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by k_sobue | 2008-06-24 16:36 | 自転車
2008年 06月 09日

REIのmembership

渡米してから近所にREIの店があるのでよくサイクリング用品を買いに行く。

REIは運営形態がちょっと変わっていて生協なんですね。
メンバーになるには20ドル必要ですが、年会費が必要な訳ではなく、入会時のみ費用がかかります。そして、年間の買い物額の約10%が翌年にキャッシュバックされます。
お店にいくと会員カード無しでも買えますが、頻繁に利用するならメンバーになっても良いでしょう。
詳しくはこちら。

私はずーーっと昔に、どうしてもアメリカから買わなくてはいけないものがあり、REIのメンバーになっていました。今となっては大昔の話のようだけど、国際電話でREIのカスタマーサービスに電話して、アメリカからカタログ冊子を送ってもらい、郵便で注文してた。個人輸入なんて言葉もちょうど出始めた頃だったと思う。時差を考えて日本の深夜に電話したけど、英語の電話で緊張して手が震えてて、電話を終えた頃には全身汗だくだった。甘酸っぱい思い出である。

さて話題がそれましたが、その後REIを使う機会は無く、そのまま幽霊会員になっていたのですが、アメリカに住むようになってまた利用する機会ができました。生協の会費は一度払えばいいので、もう一度入り直すのも酌だなあと思っていたのですが、REIのサイトで会員情報を調べてくれるサービスがあるので利用してみました。
「1995年に大阪に住んでいたときに会員になりました」と情報を送ったら、なんと13年前の会員情報を見つけてくれて、新しいカードを送ってきてくれました。
REI素晴らしい。

ちなみに、13年前に買ったのはBivvy Sac。まだ売ってた。

アメリカ横断のときに所持品の重量を極限まで減らしたくて、超軽量一人用テント(Bivvy Sac)を探していたのですが、当時住んでいた大阪のアウトドア屋を探しても見つからなかった。
Bivvy Sacはテントというより寝袋カバーで、寝心地はとても悪かった。暑いときは写真のようにメッシュ部分を開いて星空を見ながら寝れるので気持ちよいのですが、夜が更けて寒くなると呼吸ができるだけ入り口を開いて寝ます。わずか数cm先がテントの屋根なので圧迫感あり。そして、自分の吐く息でテントの内側が結露して入り口部分のナイロン素材がぴったりくっついちゃって、夜中にいきなり息苦しくなって窒息寸前で飛び起きて、砂漠のど真ん中で独りぜーぜーいってた。
常用にはお薦めしませんが、非常用には軽くて便利です。

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by k_sobue | 2008-06-09 15:31 | 生活
2008年 06月 07日

ergonomics

最近、会社でキュービクルから個室に移った。
2人でシェアするように言われているので、正確には「個」室ではないが、相方が引っ越してこないのでしばらくの間は窓と壁のある個室なのだ。
入社半年でいきなり偉くなった感じ。(←実際は全くそんなことないのだけど。)

今後しばらくはこの席で落ち着きそうなので、会社のergonomicsサービスを利用して専門家に机と椅子の調整をしてもらった。(ergonomicsは日本語だと人間工学のこと。)

教えてもらったことをおさらいしておきます。

椅子
足裏がちょうど床に着く高さに座面の高さを調整。
腰を深くして座り、ひざの裏が座面のすぐ前にくるように座面の前後を調整。
背筋が伸びるように背もたれの高さを調整。男性のほうがちょっと高めにするらしい。


椅子に座った状態で床からの肘までの高さを測定。
それより1inch低いのがベストな机の高さらしい。
私の場合は肘までが27.5inchだったので26.5inch(約67cm)に決定。

ちなみにこれはコンピュータを使う場合の調整で、本を読んだりペンで字を書くのが多い場合は2inch足して29.5inchにするらしい。
自宅の椅子と机も調整するように言われたけど、IKEAで買った自宅の机は30inchだった。つまり読み書きする場合のベストで、コンピュータを使うには高すぎるようだ。キーボードトレイを買って調整するしかない。

モニター
椅子に座ったときの目線より若干下に来るくらいがよいらしい。
モニターのスタンドが高さ調整できない場合はスペーサーを配置する。

キーボード
パームレストはよくないので、あるなら外す。
キーボードは机の前端に置く。
じゃあ、手を休めるときは?と思ったけど、休むときはひざの上に手を置くらしい。
10キーによる数字入力を使わない場合はキーボードからマウスまでの距離を短くするために10キーのないタイプを選ぶのがベター。

マウス
肩こりの直接の原因になるので極力使用しない。
なるべくキーボードショートカットを覚えよう。

ストレッチ
集中していると時間を忘れて座りっぱなしになるので、一定時間ごとに休憩を促すソフトを入れる。
インストールしたのはこのソフト
WorkRave

30分おきに小休止のリマインドがポップアップされてイライラするけど、なかなか自分で意識的に小休止を入れようとしても忘れてしまうので意外によいかも。

自転車
個室に自転車を持ち込んでいるので、ergonomicsの人と自転車の話になったけど、筋肉の緊張を解くためにも自転車通勤は非常によいとお墨付きをもらいました。
でも人間の頭はボーリング玉ほどの重さがあり、前傾姿勢で長時間乗った後は首から背筋の筋肉が張るので、乗った後のストレッチを忘れずにとのことでした。


入社時のオリエンテーションでもergonomicsの講座があり、ストレッチの方法とか細かく教えてくれた。日本では考えもしなかった社員サービスだが、毎日長時間コンピュータに向かって座っているので無意識のうちに体に負担がかかっている。アメリカでは、それで腰痛とかになって裁判とか起こす人がいそうだから、会社もサービスっていうよりリスク回避のために行っているという噂も。

アメリカに来てから仕事では常に座りっぱなしなので、姿勢に気をつけようと思いました。
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by k_sobue | 2008-06-07 12:24 | 仕事
2008年 06月 03日

Sequoia Century Ride 2008

アメリカに来て初のCentury Rideに参加してきた。

Century Rideとは100マイルまたは100kmを走るイベントで、アメリカでは盛んに行われています。完走を目指す市民マラソンの自転車バージョンみたいなもので、レースではありません。もともと人と競うのは嫌いなのでレースは好きじゃないんですが、マイペースで走れるCentury Rideはアメリカに来たら参加したいと思っていました。

100を意味するCenturyにちなんで100マイル走ることが多いですが、metric centuryといって100km(約60マイル)の場合もあります。

今回はペニンシュラ地域のサイクリングクラブWestern Wheelersが企画するCentury Rideで、コース設定は3つありました。上級者が112マイル(なぜか100ではありませんが)、中級者が100km、初級者がHalf Centuryで50kmでした。
公式サイト

今回は初めてだし、この地域の山の状況もわからないので私は100kmを選択しました。

このイベントはあくまでレースではなく、交通規制もしていないので、一斉スタートではなく、7時から9時の間にcheck inして自由に走り出す形式です。一斉スタートにすると血の気の多い連中が競い合って事実上の公道レースになってしまうので、危険を避けるためにも時間帯スタートは賢い方法だと思います。

で、我が家ですが、寝坊してぎりぎり9時にスタート。そのため、走り始めてもコースにはもう誰もいませんでした。。。

PICT0327.JPG
人影も疎らな受付

Palo Altoのはずれにある病院駐車場からスタートし、すぐにPage Mill Roadという山道になりますが、行けども行けども道順の矢印が書いてあるだけで,
ほかの参加者が見当たらない。「これじゃあ、イベントに参加しないで一人で登っているのと変わらないなー」と思いながら走っていると、30分ほどでようやく最終走者に追いつきました。ちょっと安心。

PICT0328.JPG
Page Mill Rdからサンノゼ方面を望む

Sky Line Blvdまで登ったあとは、Sky Londaを目指して北に向かいます。
PICT0329.JPG
尾根沿いを走るこの道は海側からの冷たい風が吹いているので、下が晴れていてもウィンドブレーカーはあったほうがいいです。

Sky LondaからLa Hondaへ下ると、ようやく第1レストストップがありました。でも、私の出発が遅かったせいで、もう片付け始めてる。。。慌ててフルーツとクッキーを頬張って出発。

そこからはAlpine Roadをずーーーと登ります。ここから順調に追い上げて第2レストストップまでに30人くらいを追い抜きました。

PICT0332.JPG
第2レストストップ

人がいっぱい。嬉しい。こういう活気のある空間を想像していたのですよ。
(写真には写っていませんが、この40人くらいいました。)
みんな休憩しながら会話に大盛り上がり。でも(当たり前だけど)英語が達者な方々ばかりで、何を話しているのか分からない。。。仕事の英語よりも、こういう何気ない日常会話の方が難しいんですよねー。

会話の輪に入れないでいたけど、でも私の古い自転車に反応する人も何人かいて、いろいろ話す。1対1の会話なら私の下手な英語でも何とかなります。
毎年参加している男性は、このCentury Rideは山ばかりでベイエリアでは一番辛いと言っていました。うん、確かに辛かった。

PICT0335.JPG
このレストストップの後は、Sannyvale方面に一気に下り、平地のFoothill Express Wayをひたすら走って出発地点だった病院駐車場にゴール。

IMG_2341.JPG

距離100km, 標高差1800mを6時間で走りました。
休憩も入れてこの時間なら個人的には満足。

と思っていたら、、、

完走した後は受付に到着報告をするのですが、前に並んでいた女性は112マイル(180km)を走り終えていました。速すぎる。。。

もっと頑張らなくてはいけません。ハイ。

50kmのHalf Centuryに参加した奥さんのブログはこちら
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by k_sobue | 2008-06-03 17:11 | 自転車イベント